
トランプ米大統領、プーチン氏が停戦に同意することへの期待を表明
ウクルインフォルム
米国のトランプ大統領は11日、サウジアラビアにて米国とウクライナの代表団が合意した内容でのウクライナにおける停戦にロシアのプーチン氏が同意することへの期待を表明した。
トランプ大統領がホワイトハウスにて記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
トランプ氏は、「ウクライナにおける停戦については、ついさっき合意された。現在、私たちはロシアへ行かねばならず、私は、プーチンもそれに同意することを期待している」と発言した。
また同氏は、同戦争では現在双方で何千という兵士が死んでいるのであり、自身はその対立を止めたいと思っていると述べた。
そして同氏は、「私たちは彼らと後で会うつもりだ。今日か明日か、私は、合意を締結することができることを期待している」と発言した。
これに先立ち、11日、サウジアラビア・ジッダにて、ウクライナと米国の政権チームが協議を行っていた。
協議後、両国は共同声明を発出している。
同共同声明には、「ウクライナは、30日間の一時的かつ、双方の相互同意により延長可能でありつつ、ロシア連邦の受け入れと同時実施を条件とする停戦を即時に導入するという米国の提案を受け入れる準備があることを表明した。米国は、ロシアに対して、ロシアからの相互主義が平和達成への鍵であることを伝える」と書かれている。
さらには、共同声明には、「米国はインテリジェンス共有の一時停止を速やかに解除し、ウクライナへの安全保障支援を再開する」とも書かれている。
写真:ウクライナ大統領府