ウクライナの和平合意の多くの要素はすでに同意済み=トランプ米大統領

ウクライナの和平合意の多くの要素はすでに同意済み=トランプ米大統領

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米国のトランプ大統領は17日、ロシア・ウクライナ戦争に関して、最終的な和平合意の多くの要素はすでに同意済みだが、まだ多くのことをしなければならないと発言した。さらに同氏は、先月のホワイトハウスでのゼレンシキー宇大統領との口論はウクライナに対する圧力の要素だったことを認めた。

トランプ大統領がトゥルースソーシャル・アカウントに書き込んだ

トランプ氏は、「明朝、私はプーチン大統領とウクライナにおける戦争について話す。最終的合意の多くの要素はすでに同意されているが、しかし、多くのことが残っている」と伝えた。

同氏はまた、現在の戦争について、双方で何千もの兵士が死亡し続けているとし、「それは今終わらせなければならない。私は、プーチン大統領との対話を心待ちにしている」と発言した。

これに先立ち、トランプ氏は、ワシントンにて記者団に対して、「ウクライナで起きていることは良くないことだ。私たちは、和平合意、停戦、和平が達成できるかどうか確かめる。私は、私たちはそれを達成できると思っている」と発言していた。

同時にロイター通信は、トランプ氏が、ロシア領クルスク州でウクライナ軍人が包囲されているとする主張を繰り返したと報じた。同氏は、数日前にも同じことを述べたが、ウクライナ側によって否定されている。同氏は、本件に関して、プーチン氏にウクライナ人の命を守るようお願いしたと発言していた。

またトランプ氏は、ウクライナに対する軍事支援の一時的停止やゼレンシキー大統領への圧力は、間違いなく米国の立場を受け入れなければいけないということをウクライナに納得させるのに役立ったとの見方を示した。

同氏は、「多くの人がそこで殺されているのであり、私たちはウクライナに正しく行動させなければならなかった。そして、私は、彼らは今正しく行動していると思っている」と発言した。

また、これに先立ち、トランプ氏は、ロシアとの交渉の際に検討される譲歩について、「私たちは領土について話していく。私たちは発電所について話していく。私たちはそれについてもう話している。一定の資産の分割についてだ」と発言していた。

写真:ウクライナ大統領府


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