
被拘束者交換でロシアから175人+22人の軍人がウクライナに帰還
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、ウクライナとロシアの間で過去最大級の被拘束者交換が行われたとし、175人のウクライナ軍人がロシアの拘束から解放され、さらに22人が交換プロセスとは別の方策で帰還したと発表した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日は、ウクライナが自らの人々を取り戻すさらなる1日である。175人の私たちの防衛者がロシアの拘束から解放された。さらに22名の防衛者が交換とは別の方策のおかげで帰還している。彼らの中には、重傷者やロシアが捏造した犯罪で迫害されていた戦士たちもいる。皆にすぐに必要な医療と心理面の支援が施される」と報告した。
また同氏は、今回の被拘束者交換は最大級のものだと強調した。

同氏はその際、「私たちの兵士、軍曹、将校が戻ってきている。陸軍、海軍、国家警護隊、領土防衛部隊、国境警備隊で私たちの自由のために戦った戦士たちだ。マリウポリ、アゾフスタリ、ドネツィク州、ルハンシク州、ヘルソン州、ハルキウ州、ミコライウ州、ザポリッジャ州、スーミ州、クルスク州といった様々な方面でウクライナを守ってきた者たちだ」と伝えた。

また同氏は、被拘束者の捜索・交換に携わっているチームに対して、重要な活動で結果につき謝意を伝えた。

同氏は加えて、「私たちは、全てのパートナーたちに、とりわけアラブ首長国連邦に対して、今日の交換を可能にさせたことにつき感謝している。ウクライナは、私たちの英雄1人1人を覚えており、必ず私たちの人皆を帰還させる」と強調した。
写真:大統領府
追加(3月19日17:10):捕虜待遇問題調整本部公開の動画を追加