
シビハ宇外相、岩屋日本外相と会談 和平努力につき報告
両外相はブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部訪問時に会談した。シビハ外相がXアカウントにて報告した。
シビハ氏は、「私のNATO本部でのワーキングデーを日本のカウンターパートである岩屋外相との会談で始められることを嬉しく思う」と書き込んだ。
そして同氏は、「私は和平達成のためのウクライナの努力について報告し、私たちのアジアの重要な同盟国である日本に対して、そのウクライナのための長期の支援につき謝意を伝えた」と報告した。
さらに同氏は、「私たちは、協力と貿易関係の発展に関心がある。戦後復興の日本のユニークな歴史的経験を踏まえ、私たちは、日本政府と企業がウクライナの復興にて積極的な役割を担うことを歓迎する」と伝えた。
I was pleased to begin my working day at NATO HQ with meeting my Japanese counterpart, Foreign Minister Iwaya.
— Andrii Sybiha 🇺🇦 (@andrii_sybiha) April 3, 2025
I informed about Ukraine’s efforts to achieve peace and thanked Japan, our key ally in Asia, for its lasting support for Ukraine.
We are interested in developing our… pic.twitter.com/170PebO9CW
日本外務省も公式ウェブサイトで、同会談につき公表した。
発表によれば、岩屋外相は、ウクライナ側の外交努力がウクライナにおける公正かつ永続的な平和の実現に繋がることが重要だとし、引き続きウクライナの取組を後押ししたいと発言した。
また、岩屋氏は、ウクライナ、G7と連携しつつ、ロシア側による前向きな対応を強く求めていくと述べ、日本はウクライナを引き続き支えていくと伝えた。
これに対し、シビハ氏は、日本の対ウクライナ支援に関し謝意を示した。
またシビハ氏は、現在のウクライナを巡る情勢についての説明を行った。
岩屋氏はその他、今秋に日本が主催するウクライナ地雷対策会議の成功に向けて、シビハ氏と協力していきたいと伝えた。
会談は約40分間行われたという。