
ウクライナ、ソマリアと外交関係を樹立
ウクルインフォルム
ウクライナのシビハ外相とソマリアのオマール外相は、両国間の外交関係を樹立する文書に署名した。
シビハ外相がXアカウントで報告した。
シビハ氏は、「アンタルヤ外交フォーラムは、アフリカ諸国からの方々を含め、同僚たちと会える素晴らしい機会だ。ウクライナは、繋がりとプレゼンスを強めることに興味がある」と書き込んだ。
シビハ氏はまた、オマール外相と協力発展の手段について協議したと伝えた。
同氏はそして、ウクライナはソマリアに対して「ウクライナからの小麦」イニシアティブを通じて支援を提供してきたとし、食料安全保障を強化し続ける準備があると伝え、さらにウクライナの主権と領土一体性の支持につき謝意を表明した。
これに対して、日本政府は2022年11月11日、ソマリアの深刻な食料危機に対する支援として、ウクライナ産小麦のソマリアへの輸出を通じた総額1400万ドルの支援の実施を決定したと発表していた。
その際、外務省は、日本は「ロシアによるウクライナ侵略の影響による小麦価格等の高騰により、食料危機の深刻化が懸念されている国々に対する支援」に取り組んでいくと伝えていた。とりわけ、このような取り組みは、「自由で開かれたインド太平洋」の実現の観点から重要であると指摘していた。