キーウ地下鉄「ズヴィリネツィカ」駅の新しい駅名設置
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ウクルインフォルム
キーウ地下鉄の「ズヴィリネツィカ」駅にて、旧名「ドルジュバ・ナロージウ(民族友好)」駅の文字が外され、新しい名前が設置された。
キーウ地下鉄の発表をキーウ市軍行政府広報室が伝えた。
発表には、1日から2日にかけての夜間、『ズヴィリネツィカ』駅にて、ホームの壁から旧名『ドルジュバ・ナロージウ』が外され、新名の一部が壁に設置されたと書かれている。
駅名「ズヴィリネツィカ」の文字の一式は13文字からなり、それぞれの文字の重さは5〜6キロだという。また、この駅のために、52個の文字が製作され、それらは電車が走らず、コンタクトレールにも電圧が走らない夜間の設置作業ができると指摘されている。
写真:キーウ市軍行政府、リュボウ・ホルブヤトニコヴァ
同駅の駅名フォントを製作したのは、デザイナーのボフダン・フダリ氏。フダリ氏は、新しく設置される駅名作成作業の際に、駅名となった「ズヴィリーネツィ」は、キーウ・ルーシ時代から知られている、ペチェルシクとヴィドゥビチ、テリチュカとチョルナ・ホラーの間の場所を指す地名であることを指摘した。
これに先立ち、4月には、キーウ地下鉄の「ウクライナ英雄広場」駅(旧レフ・トルストイ広場駅)でも構内の新しい駅名設置作業が行われていた。