ウクライナ軍人、マリウポリのアゾフスタリ地下避難所の民間人の様子を動画で紹介

動画

ウクライナの国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊の隊員たちは、マリウポリの製鉄コンビナート「アゾフスタリ」の地下避難所に隠れる民間人の様子を動画で紹介した。

アゾフ連隊広報室がユーチューブ・チャンネルに動画を掲載した

動画にて、女性の一人は、地下には持ち込んだ食事が尽きつつあり、アゾフスタリからウクライナ政府管理地域への移動のための安全を保証して欲しいと頼んでいる。また女性の一人が現在が4月21日だと述べている。

子供たちは、2か月地下にいる、太陽が見たい、ウクライナに勝って欲しいなどと述べている。

なお、アレストヴィチ宇大統領府長官顧問は3月18日、現時点でロシア軍による東部マリウポリ市の包囲を解除することは不可能だとし、ウクライナ政権は政治・外交的手段の作業をしていると発言していた。

ゼレンシキー大統領は16日、ロシアがマリウポリを防衛しているウクライナ軍人に投降することを提案しており、命の保証を約束しているが、実際には、2014年のイロヴァイシクの時のように、ウクライナ軍人を銃殺したがっている可能性は排除できないと発言している。

18日、ロシアからの攻撃を受けるウクライナ東部マリウポリにて、防衛戦に参加するウクライナの部隊の隊長は、世界の国々に対して、民間人と負傷者の避難のための人道回廊の設置に向けた支援を要請していた。

ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は、23日にマリウポリから住民避難用の人道回廊が開設しようとしていると発表した