ロシア、ウクライナ東部2州への攻撃継続 民間人9名死亡=各州軍行政府報告

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26日、ウクライナ東部ルハンシク州では、ロシア軍の砲撃により5名の民間人が死亡した。

ハイダイ同州州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

ハイダイ氏は、「過去24時間、ロシア人はシェヴェロドネツィクをプルジウカとシェドリシェヴェの側から進攻しようとし、私たちの軍のウスティニウカの配置地点を攻撃していた。5月26日、敵の砲撃により、シェヴェロドネツィク市民が4名死亡。ロシア人は、警察署を砲撃。幸いなことに、誰にも被害はなかった。昨日、コムシュヴァスにてロシアの砲弾により男性1名が殺害された」と書き込んだ。

同氏はまた、シェヴェロドネツィクでは30分間の静寂すら長らくないとし、ロシア軍が民間住宅を絶え間なく砲撃していると指摘した。

また、27日8時時点の各州軍行政府情報をまとめた報告書によれば、ドネツィク州(東部)では、アウジーウカ、トレツィク、ソレダール、リマン、スヴャトヒルシク、ライホロドク及びこれら自治体の近隣自治体への敵の砲撃が強まっており、民間人4名が死亡したという。また同州からの避難が続いているとのこと。

同報告書によるその他の地域の報告は以下のとおり。

ミコライウ州(南部):夜、ミコライウ地区パルティネ村への砲撃で民間住宅破壊。犠牲者なし。オチャキウにて防空システムが海上の対象物撃墜。犠牲者なし。シローケへ砲撃あり。犠牲者なし。

ヘルソン州(南部):ロシア軍が自ら占領する自治体を砲撃しては、ウクライナ軍の仕業だと発表しているとのこと。各地で人道災害が生じている。ロシア軍は、農産物をクリミアやロシアへ運び出し続けている。

ドニプロペトロウシク州(南部):27日朝、敵がミサイルを3発でドニプロ地区を攻撃。破壊あり。瓦礫の下からの住民の救出作業が行われている。

スーミ州(北部):朝5時、ロシア軍は国境近くで迫撃砲・火砲による砲撃開始。複数自治体に着弾。犠牲者なし。別荘家屋に被害あり。

ハルキウ州(東部):ハルキウ市は夜間、単発の砲撃あり。深夜1時の敵砲撃で、寄宿学校が損傷。犠牲者なし。チュフイウへも砲撃あるも犠牲者なし。住宅が損傷。

その他の州は相対的に平穏だった。