9月、ロシア軍は約500機の無人機でウクライナを攻撃=宇空軍

ウクライナ空軍のイフナト報道官は27日、ロシア軍は9月を通じて約500機の無人機でウクライナ領を攻撃したとしつつ、現在無人機使用数は若干減っており、それが敵の無人機残数を示していると発言した。

イフナト報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

イフナト氏は、「彼らは無人機によって重要インフラ施設だけでなく、彼らがダメージを与えたがっている軍事施設に対しても攻撃している。飛行場に対しても攻撃しようとしていたのはあなた方は見てきただろう。現在なぜ(編集注:ロシア軍の攻撃に使われる無人機が)少なくなっているのか。9月は500機だった。そのため、もしかしたら、敵は現在大量の生産を行う能力がないのかもしれない。もしかしたら、10月中は、北、南東、南といった様々な方角から様々な方角へと飛ばそうとしており、もしかしたら、9月に使い果たした在庫を回復したがっているのかもしれない」と発言した。

また同氏は、ロシア軍はほぼ毎日自爆型無人機「シャヘド」を使っており、ウクライナ防衛戦力はそれを撃墜し続けていると喚起した。

その他記者がロシアの「シャヘド」生産能力や改良について質問すると、イフナト氏は、「前述の通り、彼らは9月に500機以上使用したのであり、よってそれを再生しなければならない。もしかしたら、彼らが望んでいるような生産能力がまだその工場にはないのかもしれないし、イランが彼らが攻撃継続のために望むほどの数をあげてないのかもしれない。信じてもらいたいが、もし彼らが余剰を有していたら、それらは全て発射されているはずなのだ。なぜなら、その武器は私たちの防空を弱体化するからだ。それは、時々標的に当たる武器であるため、彼らはそれを使っている。現在、もしかしたら、私たちのインフラへの攻撃のために必要なだけの数を再生するために一時停止しているのかもしれない。改良に関しては、改良は行われるであろう。どのような武器も弱点と欠点が現実の戦闘で分析されている。シャヘドに関しても同様で、間違いなく彼らはなんらかの改良を行い始めている」と発言した。

その際同氏は、敵は「シャヘド」の飛行音を前より静かにし、以前より目立ちにくくしていると発言した。