ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウをミサイルで攻撃

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は８日未明、同国東部ハルキウをＳ３００のミサイルで攻撃した。

シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。

シニェフボウ氏は、「現時点で、（編集注：ハルキウ市の）ホロドノヒルシキー地区とシェウチェンキウシキー地区への着弾が確認されている。暫定で、ミサイルはＳ３００のものだ」と書き込んだ。

また、１名が現場で治療を受けたという。

同日、国家非常事態庁は、フェイスブック・アカウントにて、ハルキウの着弾被害への対応を報告した。

発表には、「ハルキウについて。救助隊が敵の夜間の攻撃の被害除去を行った。未明３時頃、ロシア軍は市を大量のミサイルで攻撃。攻撃被害で１名が負傷。複数集合住宅と２６台の車両が損傷した。また、ガレージで火災が発生。鎮火された」と書かれている。

また、同庁は、ハルキウ州クプヤンシク地区に空爆があったと報告した。

発表には、「ハルキウ州について。敵の空爆の後、５階建ての集合住宅で発生した火災が鎮火された。０時頃、敵はクプヤンシク地区クリリウカを空爆。５階建て集合住宅で火災が発生し、３、４階のアパートが燃え上がった」と書かれている。火災は鎮火されたとのこと。犠牲者に関する情報なし。