ウクライナ南部オデーサ州、撃墜された露軍無人機の落下で火災発生 民間人1名死亡
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17日未明のロシア軍による自爆型無人機の攻撃の際に、ウクライナ防空戦力が撃墜した無人機が南部オデーサ地区の住宅街に落下したことで火災が発生した。住民1名の死亡が判明している。
オデーサ州軍行政府のキペル長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
キペル長官は、「夜間、ロシアのテロリストは、オデーサ州に対して、今週3回目となる自爆型無人機での攻撃が行われた。1名が死亡した」と書き込んだ。
写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム
同氏はまた、防空戦力はオデーサ州にて9機の「シャヘド136」を撃墜したけれど、撃墜した無人機の内1機がオデーサ地区の住宅街に落下し、爆発したと伝えた。
そして、同氏は、「続く民家と民間スポーツ施設の倉庫の炎上で破壊が生じた。救助隊は緊急に鎮火した。建物の1つにて亡くなった人が見つかった。遺族と近親者に心からの哀悼を伝える」と書き込んだ。
Вночі російські терористи втретє за цей тиждень атакували Одещину ударними безпілотниками. Загинула людина.
Сили...
Опубліковано Олег Кіпер Субота, 16 грудня 2023 р.
また、国家非常事態庁は、フェイスブック・アカウントで、オデーサ市へのロシア軍「シャヘド」の落下で生じた被害の除去には4時間以上の時間がかかったと伝えた。
オデーサ市議会は、ロシア軍の南部への夜間の攻撃は5時間にわたって続いたと伝えた。
これに先立ち、ウクライナ空軍は、17日未明のロシア軍の攻撃の際に誘導航空ミサイル「Kh59」1弾と自爆型無人機「シャヘド」20機を撃墜したと報告していた。