ウクライナ軍、露軍の戦闘機Su30SM等の撃墜を報告

ウクライナ空軍は25日、露軍の自爆型無人機「シャヘド」28機、誘導航空ミサイル「Kh59」1弾、対レーダーミサイル「Kh31P」1弾、戦闘機「Su34」と「Su30SM」の計2機を撃墜したと発表した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表には、25日未明、ロシア侵略軍がウクライナに対して、一時的被占領下クリミアのチャウダとバラクラヴァから、自爆型無人機「シャヘド」31機と航空ミサイル2弾で攻撃を仕掛けてきたと書かれている。

防空戦力は、この内、無人機28機をオデーサ州、ヘルソン州、ミコライウ州、ドネツィク州、キロヴォフラード州、フメリニツィキー州で撃墜したという。

また、ロシア軍は、誘導航空ミサイル「Kh59」をザポリッジャ方面で、対レーダーミサイル「Kh31P」を黒海海上で発射したが、両弾とも撃墜されたと書かれている。

さらに、ウクライナ空軍の防空部隊は、ロシア軍の戦闘機Su34をドネツィク州で(24日夜に発表済み)、戦闘機Su30SMを黒海海上で撃墜したと報告されている。

これに先立ち、ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は24日夜、南部にてロシア軍の戦闘爆撃機Su34を1機撃墜したと発表していた。その際オレシチューク氏は、Su30関連の戦闘活動があったとしつつ、標的に命中したどうかを分析しているところだと伝えていた。