ウクライナは4か月間で露軍黒海艦隊の20%を破壊=シャップス英国防相

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英国のシャップス国防相は26日、ウクライナが被占領下クリミアで大型揚陸艦「ノヴォチェルカスク」を破壊したことにつき、それはこの戦争が膠着状態に入っていると考えている人が間違っていることを示すものだと発言した。

シャップス国防相がソーシャルメディア「X」アカウントにてコメントした

シャップス氏は、「この最新のプーチンの艦隊破壊は、ウクライナ戦争が膠着していると考える人々が間違っていることを示している! 彼らは、過去4か月間でロシア黒海艦隊の20%が破壊されていることに気がついていないのだ」と指摘した。

同氏はさらに、ロシアの黒海における優位は今では揺らいでいるとし、「英国とノルウェーが主導する『海洋能力連合』がウクライナの海での勝利を確実なものとする支援を行っている」と伝えた。

これに先立ち、今月11日、英国防省は英国とノルウェーによる、ウクライナ海軍支援を行う国家グループ「海洋能力連合」の創設を発表していた。

また、ウクライナ空軍は、26日2時30分頃、空軍戦術航空機がフェオドシヤ方面のロシア連邦黒海艦隊大型揚陸艦『ノヴォチェルカスク』を巡航ミサイルで攻撃したと発表していた