ロシア大規模ミサイル攻撃の死傷者数各地で増加

２９日未明から朝にかけてのロシア軍によるウクライナへの大規模ミサイル攻撃による死傷者は、各地で増加している。キーウでは、現時点までに死者３名、負傷者２８名が判明している。

クリチコ・キーウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、シェウチェンキウシキー地区の破壊された倉庫の瓦礫のしたから３人目の遺体が引き上げられたと伝えた。

またクリチコ氏は、朝のミサイル攻撃による負傷者は２８名となっており、２５名が医療施設へ搬送されたと伝えた。

南部ドニプロペトロウシク州のリサク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃によりドニプロ市では６名が死亡、２８名が負傷、その内１名は１歳半の児童だと報告した。

南部ザポリッジャ州のマラシュコ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ザポリッジャへの敵の朝の攻撃による死者は、現時点までに６名となっており、負傷者は１２名だと伝えた。

南部オデーサの犠牲者数について、国家非常事態庁は、フェイスブック・アカウントにて、さらに死者１名が見つかったと発表した。これまでの死者数と合わせると、計４名が亡くなったことになる。

西部リヴィウ州の被害につき、国家非常事態庁リヴィウ州総局は、フェイスブック・アカウントにて、リヴィウ市での朝の攻撃の負傷者数は２４名となったと報告した。

これに先立ち、全面侵略を続けるロシア軍の２９日未明から朝にかけてウクライナに対して大規模なミサイル攻撃を行った。暫定評価では、今回ロシア軍は、ウクライナに対してミサイルと無人機を合計１５８点発射したという。