ロシア軍攻撃で東部ハルキウで19名負傷 南部ヘルソンで1名死亡
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、30日夜に同国東部ハルキウ市をミサイルで攻撃。現時点の暫定情報で19名の負傷者が出ている。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官が伝えた。
シニェフボウ氏は、「19時頃、占領軍は市に対して少なくとも6弾の攻撃を行った。現時点で、19名の負傷者が判明している。10名が病院に搬送された。その中には、14歳と16歳の2名の児童がいる。また、外国籍者も負傷した。ほぼ皆が、中度あるいは軽度の負傷で、1名の女性が重傷だ」と伝えた。
また、病院、集合住宅、店、市民用共同空間、交通機関、幼稚園が損傷したという。
攻撃は市の中心地とインドゥストリアリニー地区で着弾があったとのこと。
また、南部ヘルソン州のプロクジン州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍がヘルソンの集合住宅を砲撃し、住民が1名死亡したと伝えた。
プロクジン氏は、「(30日)夜、ロシア軍は、ヘルソンの集合住宅を砲撃した。敵の攻撃により1名が死亡したことが判明している」と書き込んだ。
ウクライナ南部防衛戦力は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍が南部オデーサに対して航空誘導ミサイル「Kh59」で攻撃を行い、企業敷地に着弾があったと伝えた。
発表には、「戦術航空機から航空誘導ミサイル『Kh59』が発射され、企業の敷地に着弾した」と書かれている。
犠牲者は出ていないとのこと。