露軍のミサイル攻撃でキーウで市民1名死亡、25名以上負傷=軍行政府
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2日朝のロシア軍によるウクライナ首都キーウへのミサイル攻撃により、現時点までに、市民1名が死亡、25名以上の負傷が判明している。
キーウ市軍行政府がテレグラム・チャンネルで報告した。
発表には、「残念ながら、1人の方の死亡情報が確認された。86歳の女性だ」と書かれている。
また、軍行政府は、暫定情報として現時点で25人以上の負傷者が判明していると伝えた。
キーウ市内のミサイル攻撃被害 写真:アナトリー・シリク/ウクルインフォルム
同日の同時間帯にロシア軍からミサイル攻撃を受けた東部ハルキウにつき、シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同市中心部で死亡したのは91歳の女性だと伝えた。
また、シニェフボウ氏は、現時点で市内で44名の負傷が判明しており、その内5名は児童だと伝えた。現在、その内28名が病院にいるという。
シニェフボウ氏は、攻撃被害を写した写真を公開している。
これに先立ち、2日、ロシア軍は未明に無人機でウクライナを攻撃し、その後朝にキーウとハルキウをミサイルで攻撃。キーウでも複数地区で被害が出ている。
ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、空襲発射型弾道ミサイル「キンジャル」がキーウ方面へ複数飛来したことを報告している。