ウクライナ捕虜の大規模解放はUAEが仲介

ウクライナのブダーノウ国防省傘下情報総局局長は3日、同日行われたウクライナとロシアの間の大規模捕虜交換は、アラブ首長国連邦(UAE)が支援したものだと伝えた。

ブダーノウ局長がソーシャルメディア「X」アカウントにて、230人のウクライナ軍人・民間人の帰還直後に撮られた自身の発言動画を公開した

ブダーノウ氏は、「交換は非常に長い間準備されていた。この交換プロセスの組織において支援を提供したのは、UAEだ。彼らの支援と一緒に私たちはそれを実現できたのだ」と発言した。

また同氏は、かなりの長期間、ウクライナは自国軍人を拘束から取り戻すことができていなかったことを喚起した。そして、今回解放されたのは、マリウポリ防衛者、チョルノービリ原発防衛者、衛生兵、ズミーニー島防衛者、国境警備隊隊員、警察、国家警護隊隊員と非常に様々な人たちだと指摘した。

これに先立ち、同日、ウクライナとロシアの間で大規模な被拘束者交換が行われていた。ウクライナへは230人の軍人・民間人が帰還した。

その内、男性が225名、女性が5名。