ウクライナ軍、クリミア・セヴァストーポリ近くの露軍指揮所への攻撃を報告
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ウクライナ軍戦略コミュニケーション局(ストラトコム)は4日、ウクライナ軍が同日15時頃に、被占領下クリミア半島のセヴァストーポリ近くに位置するロシア占領軍の指揮所を攻撃したと発表した。
ストラトコムがテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「今日15時頃、ウクライナ軍は、セヴァストーポリ近くのロシア占領軍部隊の指揮所を攻撃した」と書かれている。
また、同日、ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は、テレグラム・チャンネルにて、クリミアのセヴァストーポリとイェウパトリヤでのウクライナ軍の戦闘活動を報告した。
オレシチューク氏は、1月2日に「ロシア連邦嘘省」がウクライナ軍副総司令官と9名の将軍のいる掩体壕(えんたいごう)をミサイルで攻撃したと主張していたことを喚起した上で、「クリミアにいる占領軍よ、ごきげんよう! 1月4日のセヴァストーポリとイェウパトリヤから敵のプロパガンダによる同様の壮大な報告を待っている。また、ウクライナ空軍の操縦士たちと作戦を計画した全ての人に対して、非の打ちどころのない戦闘活動につき謝意を伝える」と伝えた。
これに先立ち、同日、親ウクライナ的なトーンでクリミア情勢を伝えるテレグラム・チャンネル「クリミアの風」が、クリミアのイェウパトリヤで大きな爆発があったという目撃者の声を伝え、さらにセヴァストーポリでも湾のある地区に2弾の飛来があったと報告していた。
投稿には、「セヴァストーポリでは、フィオレント岬あるいはバラクラヴァ近郊のカヤ=バシュ高台のある地区で爆発の後に何かが燃えている」と書かれていた。