ウクライナ防空戦力、ロシア軍発射ミサイル51弾中18弾撃墜

ウクライナ空軍は、8日未明から朝にかけて、ロシア軍がウクライナに対してミサイルと自爆型無人機で大規模攻撃を行ったと伝え、発射されたミサイル51弾の内18弾と、無人機全8機を撃墜したと報告した。

空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表によれば、今回ロシア軍が発射したのは以下計59のミサイルと無人機だという。

・自爆型無人機「シャヘド136/131」8機(露領プリモルスコ=アフタルスクから発射)

・地上発射型誘導ミサイル「S300/S400」7弾(露領ベルゴロド州から発射)

・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2キンジャル」4弾(4機のMiG31Kにより露領リャザニ、タムボフ方面から発射)

・巡航ミサイル「Kh101/Kh555/Kh55」24弾(11機のTu95MSにより露エンゲリス方面から発射、)

・巡航ミサイル「Kh22」8弾(Tu22M3により露ベルゴロド州から発射、)

・弾道ミサイル「イスカンデルM」6弾(被占領下クリミア・ジャンコイ、チャウダ方面から発射)

・誘導航空ミサイル「Kh31P」2弾(戦術航空機により露ベルゴロド州から発射)

攻撃は、重要インフラ施設、産業民間施設、軍事施設に対して行われたという。被害については、各地の軍行政府が報告すると書かれている。

空軍は、今回敵はウクライナの様々な地域を攻撃したとし、弾道機動でのミサイルは、ハルキウ州、ドニプロペトロウシク州、ザポリッジャ州、フメリニツィキー州へと飛翔していたと伝えた。

ウクライナ防空戦力は、この内、自爆型無人機全8機と巡航ミサイル「Kh101/Kh555/Kh55」18弾を撃墜したと報告した。

同時に、撃墜できなかった敵のミサイルの全てが標的に到達したわけではないことも補足されている。