ウクライナの詩人マクシム・クリウツォウ氏が戦死
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1月7日、前線で詩人として知られ、前線での戦闘に参加していた軍人のマクシム・クリウツォウ氏が戦死した。
小説家のリューブコ・デレシュ氏がフェイスブック・アカウントで報告した。
デレシュ氏は、「今日、詩人のマクシム・クリウツォウが亡くなった。私は、彼と話し、授業を行う幸運を有していた。退役兵向けプログラム『戦争の声』で彼は受講者だった。とても生き生きとして、聡明で、非常に才能ある人だった」と伝えた。
また同氏は、クリウツォウ氏が授業中に送った小説の断片を紹介しつつ、残念ながら彼はこの人生でその小説を書き終えることができないと伝えた。
「交代から戻る時、車で家へ向かう。私たちは帰りたいのに、幸せを感じていない。おそらく。私たちは一つのこと、空虚を感じている。皆で1つの共通の、集団の、空虚を、記憶として。私たちは、それにむせては、その蒸気で息を詰まらせている。
そう。私は、77階にテレビ局『忘却』のオフィスのある集合住宅のことを述べたい。すべての話は、世界で最も酷い番組『トークショー 戦争』内で行われていく…。」
デレシュ氏は、「忘却があなたに触れることのないように。英雄に永遠の記憶あらんことを」と書き込んだ。
また、ソーシャルメディア「X」アカウントのウクライナ公式アカウントもまた、クリウツォウ氏の死を伝えた上で、同氏が自身の詩を読んでいる際の動画を公開した。