ゼレンシキー宇大統領、8日の露軍攻撃の死傷者報告
ウクライナのゼレンシキー大統領は、8日の朝のロシア軍による大規模ミサイル攻撃の際に、ウクライナ全土で4名が死亡、45名が負傷したことが判明していると報告した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今朝、残念ながら、再び大規模ミサイル攻撃が始まった。ハルキウ市と州、ザポリッジャ、クリヴィー・リフ、フメリニツィキー州だ。45人が負傷し、また現時点で4名の死亡が判明している。遺族と近親者に哀悼を捧げる。テロ国家は必ず私たちの報いを感じることになる」と発言した。
同時に同氏は、ドネツィク州、ヘルソン州、フメリニツィキー州では、ロシア軍の攻撃後の救助作業が続いていると伝えた。
その他、9日朝、フメリニツィキー州のシムチシン市長は、テレグラム・チャンネルにて、8日の朝の露軍ミサイル攻撃による同州の死者は3名に増加したと報告した。
シムチシン氏は、「残念ながら、救助作業の結果、さらに1名の遺体が見つかった。1955年生まれの男性だ」と伝え、8日の露軍テロ攻撃による同州の死者は3名、負傷者は2名となっていると書き込んだ。
なお、フメリニツィキー州では、同日の攻撃でインフラ施設が損傷し、住宅や企業の窓が割れていた。
写真:大統領府