ロシア軍、ウクライナ各地を40のミサイルと無人機で攻撃 宇防空はミサイル8弾撃墜

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、13日未明から朝にかけて、ウクライナに対して各種ミサイルと自爆型無人機計40点による攻撃を仕掛けた。ウクライナ防空戦力は、この内8弾のミサイルを撃墜した。また、撃墜されなかったものの内20点以上は目標に到達しなかった。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表によれば、ロシア軍が発射したミサイルと無人機は以下の計40点。

・地上発射型誘導ミサイル「S300/S400」7弾(露ベルゴロドから発射)

・自爆型無人機「シャヘド136/131」3機(露クルスク州から発射)

・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2キンジャル」6弾(露タンボフ方面の6機のMiG31Kから発射)

・巡航ミサイル「Kh101/Kh555/Kh55」最大12弾(カスピ海方面の11機の戦略爆撃機Tu95MSから発射)

・巡航ミサイル「Kh22」6弾(露ブリャンスク州の爆撃機Tu22M3から発射)

・誘導航空ミサイル「Kh31P」2弾(被占領下ヘルソン州の2機のSu35)から発射

・誘導航空ミサイル「Kh59」4弾(露ブリャンスク州の2機のSu34)から発射

この内、ウクライナ空軍は、その他の防衛戦力との連携で、以下8弾のミサイルをげきついしたという。

・巡航ミサイル「Kh101/Kh555/Kh55」7弾

・誘導航空ミサイル「Kh59」1弾

同時にウクライナ空軍は、撃墜数に計算されていないもの内20点以上は、電子線機器の活用により目標に到達しなかったと強調している他、ロシア軍のミサイルの質の悪化が観察されており、不明な方向に飛んでいく事例も増えていると指摘している。

同時に空軍は、それによって脅威がなくなるというよりは、むしろ危険だとし、国民に対して空襲警報を無視することないよう、特に弾道ミサイル使用の警報には注意するよう呼びかけた。