ロシア軍、ウクライナ南部ヘルソンを夜間にミサイル攻撃　住民１名負傷

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、２６日未明、同国南部のヘルソンを地上発射型誘導ミサイル「Ｓ３００」で攻撃した。複数の建物が破壊され、住民１名が負傷した。

プロクジン・ヘルソン州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで報告した。

プロクジン氏は、「本日未明、ロシア人はヘルソンを地上発射型誘導ミサイル『Ｓ３００』で攻撃。同市には、２回のミサイル攻撃が行われた」と伝えた。

同攻撃により、幼稚園、集合住宅、商業施設が損傷したという。

また、５４歳の女性住民が自宅で損傷し、現場で治療を受けたと報告された。

その他、ムロチュコ・ヘルソン市軍行政府長官もまた、フェイスブック・アカウントで、今回のミサイル攻撃の被害を動画で報告した。

ムロチュコ氏はまた、ロシア軍は過去２４時間でヘルソン市領域共同体内の自治体を９回砲撃、５０弾の砲弾が発射されたと伝えた。

攻撃は、ヘルソン、サドヴェ、アントニウカで確認されたという。