ロシアは北朝鮮の弾薬をウクライナの前線で使用している=宇情報総局
ウクライナ国防省傘下情報総局のユソウ氏は31日、ロシア連邦は北朝鮮から得た弾薬の一部をすでに使っていると発言した。
ユソウ氏がウクルインフォルムにコメントした。
ユソウ氏は、「それが榴弾砲砲弾の話であれば、2つの政権間にそのような協力が確認されており、北朝鮮がすでにかなりの数の榴弾砲砲弾をロシア連邦に供与したことは認めることができる。その内の一部は、ウクライナに対する戦争ですでに使われたし、(今も)使われている」と発言した。
ロシアはその砲弾をどの方面で最も多く使用しているかとの問いには、ユソウ氏は、前線の個別の地点を区別することは不可能だとし、「実際にはそれを追跡するのは困難だ。なぜなら、弾薬は方面ごとに別々に分けられているのではなく、ロシア製の物と外国製の物の混ぜった弾薬の備蓄全体が分けられているからだ」と発言した。
その他、フィチョ・ウクライナ陸軍司令部報道官は、ハルキウ方面で北朝鮮のミサイルが使用されたことを認めた。同氏はまた、(榴弾砲)砲弾に関しては、砲弾は爆発時に破砕するのであり、それが北朝鮮の砲弾だったかどうかを判断するのはしばしばかなり困難だ、と指摘した。
これに先立ち、昨年11月、北朝鮮がロシアに100万弾以上の榴弾砲砲弾を送ったと報じられていた。