ロシア軍、ウクライナ南部を連日弾道ミサイルで攻撃 ミコライウで死者4名、オデーサ州で5名
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、11日日中同国南部ミコライウを弾道ミサイルで攻撃した。現時点までに死者4名、負傷者5名が出ていることが判明している。
南部防衛戦力がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「敵は、ウクライナ南部へと局地的な弾道ミサイル攻撃を続けている。日中にミコライウへと卑劣な攻撃を行った。暫定情報では、民間人死者4名、負傷者5名だ」と書かれている。
また、民家、民間自動車、産業施設の損傷が確認されているという。
その他、10日には、ロシア軍はオデーサ州を弾道ミサイルで攻撃していた。
キペル・オデーサ州軍行政府長官は、10日18時から18時30分にかけて、ロシア軍は(暫定情報で)弾道ミサイル「イスカンデルM」で攻撃と報告。検事総局は、11日日中までに同攻撃による死者数は5名に上っていると伝えている。
その他、ロシア軍は、11日未明再び同国各地の電力インフラを狙ってミサイル・自爆型無人機による大規模な攻撃を行った。この攻撃では、死傷者は出ていない。
写真:検事総局