ウクライナ、ロシア側から99人の軍人遺体の返還を報告
ウクライナの捕虜待遇問題調整本部は12日、99名の軍人の遺体を返還させることができたと報告した。
捕虜待遇問題調整本部がテレグラム・チャンネルで伝えた。
返還されたのは、ドネツィク方面で防衛にあたり戦死した軍人77名と、ザポリッジャ方面での戦死者20名、ハルキウ方面での戦死者2名だという。
ウクライナ軍は今後戦死者遺体を指定の機関へと渡し、そこで法執行機関と検死専門家が遺体の個人特定を行うという。
個人特定後に、遺体は埋葬のために遺族に渡されると書かれている。
遺体の返還は、捕虜待遇調整委員会、保安庁(SBU)、ウクライナ軍、内務省、特別状況下行方不明者問題全権事務所、国家非常事態庁、その他安全保障・防衛関係機関、国際赤十字委員会(ICRC)の連携によって実施されたという。
これに先立ち、3月29日、ウクライナの捕虜待遇問題調整本部、121名の軍人の遺体が返還されたと発表していた。
写真:捕虜待遇調整委員会(テレグラム)