ウクライナ東部ドネツィク方面の情勢困難=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、東部ドネツィク方面の前線の状況が困難となっていると発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「このようにアクティブな戦争の場合、前線の状況は常に困難だ。しかし、過去数日は、特にドネツィク方面が、より困難になっている」と発言した。
また同氏は、第58独立自動車化歩兵旅団、第68独立猟兵旅団、空挺強襲軍第148独立榴弾砲旅団、第55独立榴弾砲旅団「ザポリッジャ・シーチ」、情報総局部隊「クラーケン」「アルタン」、第9局、機動射撃グループ、その他防空部隊に1週間の活動につき謝意を伝えた。
その際同氏は、過去1週間、ロシア軍はウクライナに対して、約130機の自爆型無人機、80弾以上のミサイル、約700の航空誘導爆弾を発射したと伝え、負傷者への同情、死者への哀悼を表明した。
これに先立ち、ウクライナのシルシキー軍総司令官は14日、ロシア軍司令部は5月9日までにウクライナ東部ドネツィク州チャシウ・ヤルを制圧する課題を軍に出したと発言していた。
写真:大統領府