ロシア軍、ウクライナ南部オデーサをミサイル攻撃 死者4名、負傷者28名
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、29日夕刻同国南部オデーサをミサイルで攻撃した。現時点までに民間人の間に死者が4名、負傷者が28名出ている。
トルハノウ・オデーサ市長とキペル・オデーサ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
トルハノウ市長はまず、「先ほど、病院で1983年生まれの女性が死亡したことが判明した。これにより、攻撃により死者数は4名となった」と書き込んだ。
その後、キペル氏は、死者が女性3名、男性1名に増えたとし、さらに「確認された情報によれば、負傷者は28名。その中には2名児童がいる(16歳と5歳)、それから1名の妊婦だ。負傷者4名は重体であり、彼らの命のために現在医師が奮闘している」と伝えた。
また、公共放送局「ススピーリネ」は、今回のミサイル攻撃で、国立大学「オデーサ司法アカデミー」の学長、元最高会議議員のセルヒー・キヴァロウ氏が負傷したと報じた。
トップ写真:国家非常事態庁