ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウ州ゾロチウを空爆 死者2名、負傷6名
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、1日同国東部ハルキウ州ゾロチウを誘導爆弾で空爆した。現時点で、11歳の児童1名を含む6名の負傷者が判明している。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
シニェフボウ氏は、同日10時にロシア軍がKAB誘導爆弾でゾロチウ町の自動車と民家を空爆したとし、「確認された情報では、今日の敵のゾロチウ町への誘導航空爆弾での攻撃により、民間人2名が死亡、11歳の少年を含む6名が負傷した」と伝えた。
死亡したのは、地元の64歳の男性と38歳の女性であり、爆弾の着弾した地点で自動車に乗っていたという。
さらに同氏は、「74歳の女性と77歳の民間男性が爆発による負傷で医療施設へ搬送された。彼らの状態は中度の負傷と評価されている。35歳の軽傷の男性は、応急支援が施された。また、50歳の男性、41歳の女性、11歳の少年が負傷。皆に必要な治療が施された」と報告した。
また同氏は、行政庁舎、オシチャド銀行、自動車20台以上が破損、民家1軒が破壊されたと伝えた。