ロシア軍、ウクライナ東部ヴォウチャンシクの住宅地を空爆 女性1名死亡
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、12日朝に同国東部ハルキウ州ヴォウチャンシクへと航空爆弾を投下した。瓦礫の下で女性住民1名が死亡、男性2名は救出された。
国家非常事態庁ハルキウ州総局がユーチューブ・チャンネルで報告した。
報告には、「今朝、敵はヴォウチャンシク市住宅地への誘導航空爆弾による攻撃を継続した。攻撃の結果、数十の民家と集合住宅が全壊・半壊した」と書かれている。
また、爆撃の1つが、1階建て民家に着弾し、瓦礫の下に家族4名が埋められ、救助が必要になったという。
「国家非常事態庁職員は、破壊された構造物の瓦礫の下から1979年生まれと1983年生まれの2名の兄弟を救出し、彼らを救急車へ運んだ。家の家主である1956年生まれの男性は、救助隊到着より前に自力で瓦礫から這い出ることができていた。残念ながら、彼の妻、1950年生まれの女性は、建物の瓦礫の下で死亡した」と書かれている。
一家の救出後、被害者には治療が施され、より安全な自治体へと避難させたという。