ノヴォオレクシースクから露軍ミサイル艦が出航 巡航ミサイル発射のおそれあり=ウクライナ海軍報道官

ウクライナのプレテンチューク海軍報道官は22日、ロシア軍のミサイル艦が1隻、黒海のノヴォロシースク港から出航したとし、同艦が巡航ミサイルを発射する危険があると発言した。

プレテンチューク報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

プレテンチューク氏は、「状況は変わっていない。唯一、少し全体像から外れていることは、昨日、フリゲートの1つ、巡航ミサイル搭載艦がノヴォロシースク港から出航し、その後帰港しており、今日もまた、1艦が外部襲撃へと出ている。そのため、(編集注:ミサイルを)使用する危険があるとみなすことが可能だ。彼らは時々(編集注:ミサイルを)使用するために1時間だけ出航する。状況の展開を追っている。それ以外は、黒海には過去1週間、基本的に船は出ていなかった」と発言した。

また同氏は、アゾフ海には、敵の複数の掃海艇とミサイル艇が出ているが、しかし、それは全体の状況に影響するものではないと指摘した。