ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウを空爆 負傷者11人

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、2日夜同国東部ハルキウを誘導航空爆弾により攻撃した。3日朝時点で負傷者数は11人確認されている。

テレホウ・ハルキウ市長は2日夜、テレグラム・チャンネルにて、「市内で爆発音が鳴り響いた! ハルキウが敵の誘導航空爆弾の攻撃を受けている」と書き込んだ

またテレホウ氏は、空爆地点の集合住宅で火災が発生し、建物と自動車が炎上していると伝えた

ゼレンシキー宇大統領は2日夜、ソーシャルメディア「X」アカウントにて、同攻撃につき「ハルキウのサルチウカの普通の集合住宅がロシアの爆弾で攻撃された。今、救助作戦が続いている。被害を受けた可能性のある人全員の捜索が行われている。現時点で負傷者8名が判明している」と報告した

そして同氏は、ロシアの攻撃を止めるためには、ウクライナが世界、パートナーから十分な支援を受け取らねばならないと発言し、「何をすべきかは、首脳1人1人が確実に知っている。覚悟を持つことが重要だ」と発言した。

写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム

3日朝、シャロヴァル・ハルキウ州軍行政府報道官は、前夜のロシア軍によるハルキウの5階建て集合住宅への空爆の負傷者は11人で、その内5名が病院へ搬送されたと報告した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。