ウクライナ保安庁、キーウ州での戦争犯罪容疑者1140人を特定

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ウクライナ保安庁(SBU)は17日、キーウ(キエフ)州の民間人に対して犯罪を行ったロシア侵略軍軍人1140人を特定したと発表した。

SBUがフェイスブック・アカウントに容疑者1名の写真とともに伝えた

発表では、とりわけウクライナの女性を強姦した人物の一人として、2001年タタールスタン共和国生まれのブラト・ファサホフという人物について説明されている。ファサホフ容疑者は、ロシア連邦中央軍管区第2親衛諸兵科連合軍第30独立自動車化狙撃旅団に所属しているという。

SBUは、この容疑者はキーウ州の自治体の一つを一時的制圧していた際に、民間人に対して複数の戦争犯罪を実行したことを明らかにしたとし、目撃者が人物の一致に気付き、犯罪の事実を認めたと伝えた。

とりわけ容疑者は、ウクライナ家族の家に入り込み、若い女性以外の全員を地下に閉じ込めた上で、家族全員を銃殺すると脅迫した上で、女性を強姦し、その後別の3人の同行者とこの女性に対する犯罪を繰り返したと書かれている。

SBUは、検事総局による手続き管理の下で、この人物に対して遠隔で容疑を伝達したと報告した。

また発表には、「ウクライナは、全ての戦争犯罪人の刑事責任を問うべくあらゆることを行う」と書かれている。