ドイツの武器によるロシア領攻撃はエスカレーションをもたらさない=ショルツ独首相

ドイツのショルツ首相は、ウクライナに対してドイツが提供した武器でのロシア領内軍事目標の攻撃を許可したことがエスカレーションをもたらすとは思っていないと発言した。

4日、独DWがショルツ首相のラジオ番組出演時の発言を伝えた

ショルツ氏は、「私たちは、それがエスカレーションを促すことはないと確信している。なぜなら、米大統領が述べたように、それは例えばハルキウのような、大きな町を守る機会だけの話だからだ」と発言した。

また同氏は、その決定はドイツの「友好国や同盟国」との協力の下でていねいに熟考して下されたものだと伝えた。さらに同氏は、「誤った、時宜を得ていない決定」への採択を説得するような圧力は決して許さないと、ドイツ国民に対して断言した。

これに先立ち、ドイツ政府は5月31日、ウクライナはロシアからの攻撃から防衛する目的でドイツに提供された武器を使用することができると表明していた