ウクライナ防衛戦力、露軍発射の無人機79機とミサイル2弾を撃墜
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、5日から6日にかけての夜間、同国に対して128機の自爆型などの無人機と2弾のミサイル「Kh59」で攻撃を仕掛けた。ウクライナ防衛戦力は、この内無人機79機とミサイル2弾を撃墜した。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
空軍は、5日18時から6日9時にかけて、ロシア軍はウクライナに対して、誘導航空ミサイル「Kh59」2弾と自爆型無人機及び自爆型を模倣した無人機計128機で攻撃を仕掛けてきたと伝えた。
これに対して、6日9時の時点で、ウクライナ側は、「Kh59」2機と無人機79機を撃墜。迎撃戦は、ミコライウ州、ポルタヴァ州、スーミ州、ハルキウ州、キーウ州、チェルカーシ州、ドニプロペトロウシク州、ジトーミル州、キロヴォフラード州、ヴィンニツャ州で行われたという。また、着弾は確認されていないと報告されている。
その他49機の無人機が飛翔中に消失しており、被害は出ていないという。
同時に、撃墜されて落下した無人機により、チェルニヒウ州、スーミ州、チェルカーシ州、ポルタヴァ州、キーウ州で企業、団体、民家の建物に破損が発生したという。他方で、暫定情報では、死傷者は出ていないとのこと。
さらに、8時30分の時点で、北から新たな敵の無人機の一群が飛来してきていると報告されている。
写真:ゲッティ