プーチン、30日停戦提案に「条件付きで同意する」

ロシアの独裁者プーチン氏は13日、ロシアはウクライナにおける一時停戦の提案につき、条件が満たされるなら同意すると発言した。

プーチン氏がベラルーシのルカシェンコ氏との共同記者会見時に発言した。BBCロシア語版が報じた

プーチン氏は、トランプ米大統領に対する感謝を述べた上で、「私たちは戦闘停止の提案に同意するが、しかし、その提案は長期的平和をもたらし、戦争の当初の原因を取り除くものでなければならない」と発言した。

その際同氏は、トランプ氏は、ウクライナにおける紛争に注意を払っている世界で唯一の首脳ではないとし、ブラジル、インド、中国、南アフリカの首脳の名を述べた。

同氏または、ロシアは30日間の停戦を基本的には支持するとしつつ、ただし「ニュアンス」があるとし、その1つとしてクルスク州におけるウクライナ軍の置かれた状況を挙げ、同氏はウクライナ軍は現在そこで「包囲」されていると形容した。そして同氏は、他にも多くの停戦と停戦の管理に関連するニュアンスがあるとし、それは「米国との間で」詳細に協議する必要があると発言した。

さらに同氏は、停戦の間ウクライナが動員を行わず、訓練を行わず、武器を受け取らないことの保証が欲しいとし、それが長期的な平和をもたらすはずだと発言した。

そして同氏は、トランプ米大統領と停戦問題について協議する可能性を排除しないとも発言した。