安全保障に関するロシアへの書面回答は同盟国の立場が記される=米国務省
米国は、今週ロシアの欧州安全保障に関する「提案」に対して書面回答を行う意向を認めた上で、そこには欧州の同盟国・パートナー国立場を必ず考慮すると強調した。
24日、プライス米国務省報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
プライス氏は、「私たちは、その書面回答を今週の後半に送ることができることを確かに期待している」と発言した。
同時に同氏は、書面回答をする前に、米国は大西洋の向こう側の同盟国・パートナー国と緊密な協議を継続するとし、米国は「彼らから見解を受け取っており、その反応を書面回答に加える」と伝えた。
同氏は、「私たちはそれを、前例のない、迅速で、協力で、断固として、団結とした対応を目的に行っている。ロシアは、更なる侵略に踏み切った場合には、それを感じることになる」と強調した。
なお、21日、米露外相がジュネーブにて会談を行っており、米国はその際ロシアの要求を受ける形で、ロシアの提案に対する書面回答を行うことに同意したと伝えられていた。