ウクライナは復興し、全ての外政目的を実現できるようになる=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、ウクライナは防衛し、復興し、自らの外政上の目的を全て実現できるようになると発言した。

ゼレンシキー宇大統領が12日夜の動画メッセージにて発言した

ゼレンシキー氏は、「今日、キーウにてマリウシュ・ブワシュチャク・ポーランド副首相兼国防相と協議を行った。彼は、私たちに『クラブ』(編集注:自走榴弾砲)を持ってきた。私たちの敵に強力に炎を食わせるやつだ。もちろん、私たちの協議の重要な議題は、今後の防衛協力であった。しかし、私たちが何を話したかだけでが重要なのではなく、私たちがどのように話しているかも重要だ。ウクライナの未来について絶対的な確信を抱いて話している。ウクライナの欧州的未来についての確信だ。私の他の全ての協議も同様に(編集注:欧州的未来に確信を抱いて)行われている。それは常に感じられている」と強調した。

同時にゼレンシキー氏は、今後も困難な道が待ち受けているだろうが、しかしウクライナは防衛し、復興すると発言した。同氏は、「この先、本当に困難な道があるだろう。自分の家をテロの襲撃から守っている以上、残念ながら、それ以外の道はあり得ない。しかし、この先、私たちの国家の成功があることは明らかだ。ウクライナは防衛できる。ウクライナは復興できる。ウクライナは、自らの全ての外政上の目的を実現できる。そのために、何百万人の人が誠意を持って仕事をしている。一人一人が自らのレベルで働いている。結果は確実に現れる。知っているだろうか。私は、なぜかウクライナで働いている普通の人に感謝を述べることが非常に稀である。何が起きても、ここに残っている人たち、毎日自分の事をしている人たち。ウクライナを信じて、勝利を信じて活動している人たち。私は、今、あなた方皆に感謝を伝えたい。私たちと一緒にいてくれて、ありがとう。ウクライナと共にいてくれて、ありがとう」と強調した。

同氏はまた、その日の夜、ウクライナ軍人156人へ叙勲する大統領令に署名したと伝え、その内56名は死後の叙勲であったと伝えた。

写真:大統領府