ゼレンシキー宇大統領、中東情勢のエスカレーションを防ぐよう呼びかけ

ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、中東情勢のさらなるエスカレーションを防ぎ、できるだけ多くの人命を守るよう呼びかけた。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、「中東でのさらなるエスカレーションはどんなものも看過せず、できるだけ多くの人命を守るというのは、原則的なことだ。全ての当事者が戦闘・砲撃地域に置かれてしまった民間人、女性や子供のことをケアしなければならない。もし犠牲者の数がどんどん増えていくのであれば、それは最悪のシナリオの1つだ。そして、そのようなシナリオは防がねばならない」と強調した。

これに先立ち、ウクライナ外務省は17日、中東情勢に関する声明を発出し、ウクライナはイスラエルの自衛権とテロ攻撃に対抗する努力への支持を表明しつつも、同時に、対立がイスラエルとパレスチナの双方の民間人の間の犠牲者を増やさないことが決定的に重要だと主張していた