イェルマーク宇大統領府長官、日本の岡野正敬内閣官房国家安保局長と電話会談
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は1月31日、日本の岡野正敬内閣官房国家安全保障局長兼内閣特別顧問と電話会談を行った。
大統領府広報室が伝えた。
発表によれば、イェルマーク大統領府長官は、岡野氏の同職への任命を歓迎した。同電話会談は、岡野氏が国家安全保障問題の内閣顧問に任命されて最初の国際電話会談だという。
イェルマーク氏は、日本によるロシアの対ウクライナ全面侵略開始以降の多大な財政・人道支援につき謝意を伝えた。
また同氏は、戦況と、ウクライナの防衛・人道面のニーズにつき報告した。
双方は、防衛機材・技術品の引渡し分野における協力深化の今後の手段について意見を交換した。
さらにイェルマーク氏は、日本に対して、「平和の公式」実現やウクライナのための公正な平和達成を目的とした努力への積極的な支持についても謝意を伝えた。その際同氏は、ロシアの個人・団体に対して今月発動された対露制裁と、日本による様々な製品のロシアに対する禁輸措置を賞賛した。
そして双方は、近い将来における首脳レベルでの政治対話の維持の重要性を強調した。
双方は、緊密に連絡を取り合い続けることで合意した。