EU、ウクライナの防衛支援のために4年間で200億ユーロ供与を検討
欧州連合(EU)のボレル上級代表は20日、同日の外務理事会会合にて、ウクライナへの防衛支援として4年間毎年50億ユーロずつ拠出する可能性を検討したと発表した。
欧州連合(EU)のボレル上級代表は20日、同日の外務理事会会合にて、ウクライナへの防衛支援として4年間毎年50億ユーロずつ拠出する可能性を検討したと発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、シュミハリ宇首相に対して、文化プロジェクトへは国費以外の予算を見つけるよう、そしてトカチェンコ現文化・情報政策相の交代を検討するよう提案した。また、トカチェンコ氏自身も、辞表を提出したと発表した。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は21日未明、同国南部オデーサ州の穀物ターミナルを巡航ミサイルで攻撃した。
2023年7月20日
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、エチオピア連邦民主共和国のアビー首相と電話会談を行、ロシアによる航行封鎖、黒海穀物合意離脱、ウクライナに対する攻撃、「平和サミット」に向けた準備につき協議を行った。
ウクライナ国防省は20日、2023年7月21日以降、ウクライナは、黒海海上をロシア連邦の海洋港やロシアが一時的に占領するウクライナの海洋港へと進む全ての船舶を、軍事目的の貨物を運ぶ船舶とみなすと発表した。
20日未明のロシア軍によるミサイル攻撃を受けたウクライナ南部ミコライウでは、瓦礫の下から住民1名の遺体が見つかった。
ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は20日、ロシア軍がウクライナ南部攻撃にて使用している巡航ミサイル「オニクス」につき、同ミサイルは高速かつ低空で飛来するため、ウクライナの保有する防空システムでは撃墜が困難だと発言した。
過去3日間続いているロシア軍によるウクライナ南部オデーサの港湾インフラを狙った攻撃と穀物備蓄の破壊につき、欧州連合(EU)のボレル上級代表は、世界にて大規模な食糧危機を引き起こす暴挙だと指摘した。
米国防総省は19日、ウクライナに対する総額13億ドルの新たな安全保障支援パッケージを発表した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、前日に続き20日未明も同国南部をミサイルで攻撃した。ミコライウでは現時点で19名の負傷が判明、オデーサでも4名が負傷した。
2023年7月19日
ロシア国防省は19日、今後黒海にてウクライナの港へ向かう全ての船を潜在的な軍用貨物運搬船とみなすと発表した。
ロシア軍による19日未明のミサイル攻撃により、ウクライナ南部オデーサ州の穀物ターミナルとオイルターミナルが損傷した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、キーウを訪れたヴァラッカー・アイルランド首相と会談した。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は19日、同日ロシア軍がオデーサをミサイルで攻撃したことにつき、それは同国がグローバルサウスと呼ばれる国々にて飢餓や問題を作り出し、西側諸国に難民危機を生み出そうとしていることを認めるものだと発言した。
ウクライナのジェパル(ジャパロヴァ)外務第一次官は19日、クリミア・プラットフォームを通じて、クリミアの返還なくして和平協議はあり得ない、という明確な理解がパートナー国の間に生まれなければならないと発言した。
在ウクライナ日本国大使館が7月18日、キーウ市内の別の場所に移転した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、アフリカ諸国の記者と面談した際に、ロシアの侵略の出来事を客観的に受け止め、被害を理解するには、ロシアを通じて情報を得るのではなく、アフリカの記者たちが自分の目で何が起きているかを見ることが大切だと発言した。
8月23日、ウクライナが主導する「クリミア・プラットフォーム」の第3回首脳会合が、キーウでの出席とオンライン参加の形をとるハイブリッド方式で開催される。今回は、脱占領後のクリミアの未来や黒海地域の安全保障に焦点が当てられる。
18日、ウクライナと支援国の代表者の参加する「ウクライナ防衛問題コンタクトグループ」会合(ラムシュタイン会合)がオンラインで開催された。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、19日未明に再びミサイルと自爆型無人機での攻撃を行った。南部のオデーサ市では、爆発音が複数回聞かれた。
2023年7月18日
米国のミリー統合参謀本部議長は18日、ロシアのプリゴジン氏率いる傭兵集団「ヴァグネル」が反乱を起こしてから、ロシア軍幹部は激しく混乱していると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、親族が死亡した、あるいは行方不明になった軍人の動員解除を認める改正法に署名した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、キーウを訪問しているJICAの田中明彦理事長と会談した。
ウクライナのシュミハリ首相は18日、キーウを訪問している国際協力機構(JICA)の田中理事長と会談し、ウクライナの復興などにつき協議を行った。
ウクライナ東部にてウクライナ軍の反転攻勢の調整を行っているシルシキー陸軍司令官は、現在の反転攻勢において迅速な結果は生じないと発言した。
欧州人権裁判所は18日、「ロシア対ウクライナ」事件において、ロシアのウクライナに対する請求を全て完全に棄却する判決を公表した。
ウクライナ南部を管轄するウクライナ・タウリダ方面防衛戦力のシェルシェン報道官は18日、ウクライナ防衛戦力は南部のメリトポリ方面とベルジャンシク方面での攻勢作戦を継続しており、ドネツィク州スタロマヨルシケを巡る戦闘で優勢となっていると伝えた。
18日未明のロシア軍によるウクライナへのミサイル攻撃の際、撃墜されたミサイルの破片が南部オデーサの民家を損壊し、74歳の男性が負傷した。
キーウを訪れている田中明彦国際協力機構(JICA)理事長は17日、クブラコウ復興担当副首相兼地域発展・インフラ相と会談した。地域発展・インフラ省は、同省はJICAとともに、総額5億7500万ドルのウクライナ緊急復興プログラムを実現していると伝えた。