ロシア、ウクライナ東部2州への攻撃継続 民間人9名死亡=各州軍行政府報告
26日、ウクライナ東部ルハンシク州では、ロシア軍の砲撃により5名の民間人が死亡した。
26日、ウクライナ東部ルハンシク州では、ロシア軍の砲撃により5名の民間人が死亡した。
2022年5月26日
米国防省は、ウクライナのみが自らの将来を決める権利を持っているとし、米国は必要な限りウクライナとともにあり続けると発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は26日、キーウ(キエフ)を訪れたフィンランドのマリン首相と会談し、同国のウクライナに対する軍事支援などにつき謝意を伝えた。
ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官は26日、ルハンシク州とドネツィク州を結ぶリシチャンシク〜バフムート幹線は現在ロシア軍にコントロールされていないが、同幹線を通ろうとすると激しく砲撃されると伝えた。
ウクライナ東部ハルキウ州のシニェフボウ州軍行政府長官は26日、ロシア軍がハルキウ州を砲撃し、市民7名が死亡、17名が負傷した。
ロシアの占領から解放されたウクライナ北部のチェルニヒウ州は、5月にコロナワクチン接種を再開し、州の住民1170人がすでに接種を行った。
ウクライナのマリャル国防次官は26日、ウクライナは国際的に認められた国境内の自国領の完全解放まで戦っていくとする、これまでの発言を繰り返した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、ウクライナ軍は現在東部でロシア軍からの極めて強力な侵攻を受けており、ウクライナは例外も制限もない武器の提供を要していると発言した。
マーシカス駐ウクライナ欧州連合(EU)大使は26日、ロシアが占領するウクライナ南部にて「パスポータイゼーション」と呼ばれる住民への簡素手続きでのロシア国籍付与につき、そのような行動は誰も認めないとコメントした。
ウクライナのスキビツィキー国防省情報総局代表者は、ロシア軍が占領するウクライナ南部ヘルソン州とザポリッジャ州で行っている戦力再編は、同軍による両州の防衛を強化しようという意図を示していると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシア軍による占領から解放された地の写真を掲載し、「私たちには戦って勝つことの代わりはない」とコメントした。
ウクライナ軍の南方の指揮を統括する作戦司令部「ピウデン(南)」は25日、モルドバ領トランスニストリアの自称「国家」が「テロ脅威」レベルを下げ、動員を行わないことにしたようだと報告した。
ロシア軍からの激しい攻撃の続くウクライナ東部ルハンシク州では、ロシア軍がリシチャンシクと近郊のウスティミウカ村を砲撃し、住民3名が死亡、人道支援センターが損傷した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、ウクライナに対してロシアへの領土面の譲歩を求めるキッシンジャー元米国務長官やニューヨークタイムズ紙の社説に関して、1938年のナチスドイツに対する宥和政策を喚起した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、ロシア連邦国民のウクライナへの入国の際の管理を強化する必要があるとの国民からの請願に同意し、シュミハリ首相に対してロシア国民に対する査証制度の導入に向けた作業を行うよう指示を出した。
ウクライナのクレーバ外相は25日、現在ロシアは戦争に集中しており、停戦に同意するのは敗北へとあと一歩となる時だけだとの見方を示した。
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は25日、ロシア軍は現在同州の95%を制圧していると発言した。
ヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル全地総主教は、ロシア正教会はロシア政権の対ウクライナ全面的侵攻を支持したことにより正教徒たちを失望させたと発言した。
2022年5月25日
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、現在の終結は西側の対ウクライナ支援の団結した立場や、ロシアの協議への願望に左右されると発言した。
ロシア連邦のプーチン大統領は25日、ロシアが今年2月24日以降に占領したウクライナ南部のヘルソン州とザポリッジャ州の住民に対して、ロシア国籍を簡素手続きで付与できるようにする大統領令に署名した。
ウクライナ国防省のモトゥジャニク報道官は25日、ロシア・ウクライナ戦争につき、前線の状況は非常にダイナミックであるとし、ウクライナ軍が後退しているとする解釈は事実に反すると発言した。
25日、ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、各地でミサイル攻撃を続けており、ウクライナ民間人に死傷者が出ている。
ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官は、ロシア軍があたかもリシチャンシク〜バフムート間幹線を封鎖し、ルハンシク州をその他の地域から切り離したとする発表は、偽情報だと指摘した。
チェコ政府は、ウクライナ軍に対して攻撃ヘリコプターMi-24を提供し、さらにスロバキアとともに、ウクライナの装甲車10台の修理を行っている。
ロシア軍に制圧されたウクライナ東部マリウポリのアンドリュシチェンコ市長顧問は24日、同市や近隣自治体住民の「選別」や長期収容のために用いられているとされる11の「濾過(フィルター)キャンプ」のリストを住所とともに公開した。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官とラスムセン前北大西洋条約機構(NATO)事務総長は今後、ウクライナの安全保証についての提案を行っていく国際諮問グループを設置した。
ヴォルカー元米国務省ウクライナ問題特別代表は、ロシア大統領がウクライナに全面的侵攻を仕掛けた以上、彼の面子を保つことはできないと発言した。
コロンビア軍は、ウクライナ軍人の地雷除去の訓練を行うために自国の専門家を派遣する。
ウクライナのゼレンシキー大統領は24日、2022年2月24日にロシア連邦による全面的侵略が開始してから、ウクライナとともにあることを決めた全ての人に対して謝意を述べた。