ウクライナ防衛戦力はチョンハル橋を巡航ミサイル「ストームシャドー」で攻撃した=ウクライナ軍
ウクライナ軍参謀本部総作戦局のフロモウ副局長は、ウクライナ防衛戦力はロシアに占領されているヘルソン州のチョンハル橋とシーヴァシュ湖の横断路を巡航ミサイル「ストームシャドー」で攻撃したと発言した。
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ウクライナ軍参謀本部総作戦局のフロモウ副局長は、ロシア軍はミサイル・無人機攻撃の優先的標的を変えており、電力インフラ施設への集中的攻撃を止めていると指摘した。
ウクライナ軍参謀本部総作戦局のフロモウ副局長は、ウクライナ防衛戦力はロシアに占領されているヘルソン州のチョンハル橋とシーヴァシュ湖の横断路を巡航ミサイル「ストームシャドー」で攻撃したと発言した。
ウクライナのマリャル国防次官は4日、同国北部国境でのロシア軍の砲撃が強まっていると伝え、それはウクライナの戦力を同地に止まらせるためだと指摘した。
ウクライナ軍のシルシキー作戦戦略部隊集団「ホルティツャ」指揮官(陸軍司令官)とタルナウシキー作戦戦略部隊集団「タウリヤ」指揮官は、同軍はまだ反転攻勢のために全ての能力は使用しておらず、作戦は計画通りに進んでいると指摘した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、ロシアが占拠を続けるウクライナ南部ザポリッジャ原子力発電所の複数原子炉の屋根の部分に爆発物に似たような物が設置されていると報告した。また、同日、ウクライナ軍は、設置されたような物による爆発では原子炉は損傷しないが、他方で、ウクライナ側からの砲撃が行われたかのような映像は作り出すことができるとして、ロシアの偽情報拡散を警告した。
2023年7月4日
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は4日、同国東部ハルキウ州のペルヴォマイシキー市を砲撃した。シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、現時点で児童9名を含む、31名の負傷が判明していると伝えた。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、3日から4日朝までの24時間、同国10州への攻撃を継続。各地で民間人に死傷者が出ている。
2023年7月3日
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナはクリミアの脱占領を目標としており、それが実現して初めて戦争が終了したことになるのであり、クリミアなき「平和」は勝利ではないとの見方を示した。
ウクライナのマリャル国防次官は3日、ロシア軍はウクライナ東部バフムート方面に空挺襲撃連隊2個を投入、また南部にも予備戦力を集結させていると報告した。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、3日朝、同国北部のスーミ市に対して自爆型無人機を発射。4機が着弾し、民間人1名が死亡、16名が負傷した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、先週の前線の状況につき「困難だった」と形容しつつ、他方でウクライナ防衛戦力は成果を出しており、一歩ずつ前進していると伝えた。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、3日未明にウクライナに対して自爆型無人機「シャヘド136/131」17機を発射。この内、ウクライナの防衛戦力は13機を撃墜した。
ウクライナの作家ヴィクトリヤ・アメリナ氏が、6月27日の同国東部クラマトルシクへのロシア軍の砲撃時に受けた負傷により、病院で死亡した。
2023年7月2日
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、2日未明に再びウクライナ各地をミサイルと自爆型無人機で攻撃した。
2023年7月1日
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアの傭兵集団「ヴァグネル」の同国での反乱はロシア国内の分断と「弱い状況」を示しているとし、それはウクライナ領からロシア軍を追い出すために利用すべきだとの見方を示した。
2023年6月30日
ウクライナのリャシュコ保健相は29日、ウクライナ南部のロシアが占拠を続けるザポリッジャ原子力発電所にてテロが行われた場合は、たとえインターネットがない環境でも住民への特別警報システムが作動することになると発言した。
ウクライナ軍のザルジュニー総司令官は、現在ウクライナが実施している反転攻勢が期待されていたものより遅いとする外国のコメントを批判し、1メートル毎の領土解放にウクライナ軍人の血が流れているのだと指摘した。
ウクライナ空軍は、30日未明にロシア軍が発射した自爆型無人機「シャヘド136/131」13機の内10機を撃墜したと発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は29日、ロシアの弱体化は同国を他の国にとって安全な存在にし、ロシアの敗北はウクライナにおける戦争の問題を解決すると発言した。
2023年6月29日
オンライン上の公開情報の分析調査で知られる民間調査グループ「ベリングキャット」は29日、ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍が占領する同国南部ザポリッジャ州トクマク周辺のトクマチュカ川に堰(せき)を作り、水を氾濫させているとし、それによりウクライナの進軍を妨害する意向があるとの見方を示した。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は29日、同国南部ヘルソンを砲撃。民間人が2名死亡、2名負傷した。
ウクライナ国防省傘下情報総局のブダーノウ局長は29日、露傭兵集団「ヴァグネル」の戦闘員は今後ウクライナで戦闘を行わないと発言した。
ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長は29日、ウクライナ南部ヘルソン州被占領下のチョンハル橋が損傷してから、占領軍が付近に設置したポンツーン橋に関して、ウクライナ防衛戦力は体系的に対処していくと発言した。
6月上旬にウクライナ軍が奪還した、ウクライナ東部ドネツィク州ネスクチュネ村は、ロシア側の強化防衛地点であり、同村の解放はウクライナ軍の同方面でのさらなる進軍にとって重要な意味があった。
米国のブリンケン国務長官は28日、ウクライナ軍の反転攻勢の現状は初期段階にあるプロセスであると指摘した上で、ウクライナ側は成果を達成するのに必要な全ての物が提供されていると指摘した。
27日のロシア軍によるウクライナ東部ドネツィク州クラマトルシクへのミサイル攻撃による民間人死者数は、29日朝7時20分の時点で12人となっている。
2023年6月28日
ドイツ連邦共和国のピストリウス国防相は、ロシア・ウクライナ戦争にとって今年は決定的な年となるだろうと発言した。
ウクライナ軍のザルジュニー総司令官は28日、米国のミリー統合参謀本部議長との電話会談時に、ウクライナ軍は戦略的優位を得ることに成功したと発言した。
ウクライナ軍第10山岳襲撃旅団旅団「エーデルワイス」の軍人は28日、ロシア軍の攻撃Su25を携帯式防空ミサイルシステム「イグラ」で撃墜した。
27日のロシア軍によるミサイル攻撃を受けたウクライナ東部クラマトルシクでは、28日時点で死者数が10人に増えている。