フェドロウ宇副首相、三木谷楽天社長と会談 「ウクライナと日本は技術協力を強めている」
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ウクルインフォルム
ウクライナのフェドロウ・イノベーション・教育・科学・技術発展担当副首相兼デジタル移行相は9日、キーウを訪問している三木谷楽天社長と会談した。
フェドロウ副首相がテレグラム・チャンネルにて報告した。
フェドロウ氏は、「ウクライナと日本の技術協力を強めている。日本の代表団と会談した。日本を代表したのは経産省の方々とビジネスマンで、その中には、技術大企業の楽天社長、三木谷浩史氏もいた。通信、農業ビジネス、遠隔医療といった、復興時の助けとなる技術的決定につき共有してもらった」と伝えた。
またフェドロウ氏は、楽天との協力深化についても別途話し合ったと述べた。同社、楽天は全面侵略戦争が開始した直後からウクライナを支えてくれており、そのサポートは強まっていると強調した。そして同氏は、「浩史と共同英語プロジェクトの可能性、『ジーヤ』(編集注:ウクライナの政府サービス提供オンラインプラットフォーム)の統合、ウクライナの通信インフラの強化について協議した」と伝えた。
さらに同氏は、世界で最も技術力のある国の一つである日本からのサポートはウクライナにとって非常に重要だと指摘した。
なお、9日、日本の林外相が日本の企業関係者と共にウクライナを訪問している。
写真:フェドロウ副首相(テレグラム)