ウクライナ海洋港から穀物を載せて出帆した民間船、2隻目がトルコに到着
ウクルインフォルム
ウクライナが設定している黒海の臨時海路を利用して、ウクライナ南部の海洋港を穀物を積んで出帆した2隻目の民間船舶「アロヤト」がトルコに到着した。
24日、フランス24が報じた。
パラオ船籍の貨物船アロヤトは、1万7600トンの穀物を積載して、現在エジプトに向けて航行を続けているという。
船舶追跡サービス「マリーン・トラフィック」や「ヴェセル・ファインダー」の情報によれば、アロヤトは24日グリニッジ時間3時時点でボスポラス海峡の南出口あたりに位置していたという。
これに先立ち、8月10日、ウクライナは、黒海に面したウクライナの海洋港へのアクセスを可能にする商業船のための新しい臨時海路を発表していた。その際ウクライナは、あらゆるルートには、ロシアからの軍事的脅威と機雷の危険が残るとも伝えていた。
9月22日、南部オデーサ州チョルノモルシク港を1万7600トンのエジプト向け小麦を積んだパラオ船籍の「アロヤト」が出帆していた。これは、同臨時海路を利用して農作物輸出のために出航した2隻目の民間船舶。
1隻目の「レジリエント・アフリカ」は、9月19日に3000トンの小麦を積んでチョルノモルシク港を出帆。9月21日にボスポラス海峡に到達していた。
写真:www.vesselfinder.com