日本供与の大型変圧設備2基がウクライナに到着
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ウクルインフォルム
日本政府が国連開発計画(UNDP)を通じた供与を発表していた大型変圧設備2基がウクライナに到着した。
ウクライナのエネルギー省がフェイスブック・アカウントで公表した。
発表には、「UNDPと日本政府がウクライナ・エネルギー省と緊密に連携しながら入手し、引き渡した2基の新しい強力な自動変圧設備がウクライナに到着した。同設備は、約50万の消費者の需要を満たすために、電力会社『ウクルエネルホ』の変電所の1つに設置される」と書かれている。
また、さらに2基の変圧設備が年内に届くとある。加えて、日本政府の支援で、ウクライナはルーマニアを通じてさらに複数基の変圧設備を受け取ることになっているとも書かれている。
同省は、ロシアの全面侵攻開始から、日本政府は、とりわけエネルギー分野の復旧でウクライナを支えてきたと伝え、9月の時点で、ウクライナはすでに類似の貨物を12個、重さにして113トン以上受け取っており、その中には256基の予備用発電設備と関連品が含まれていると説明した。
また同省は、日本はウクライナが分散型電源を発展させる支援もしていると伝えた。
これに先立ち、日本の林外相は9月9日、キーウ訪問時に、日本政府によるウクライナに対する大型変圧設備2基とクレーン付きトラック24台の供与を発表していた。