EU、最高会議の銀行法採択を歓迎
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)は、最高会議(国会)による通称「銀行法」の採択につき、ウクライナ経済安定のために不可欠な方であるとして、歓迎するメッセージを発出した。
13日、マッティ・マーシカス駐ウクライナEU大使がツイッター・アカウントにてメッセージを掲載した。
大使は、「EUは、最高会議による銀行規制法案の採択を歓迎する。本件は、国家財政とウクライナの納税者の保護と、経済安定性、公正性、法の支配、国際通貨基金とEUからの財政支援継続にとって極めて重要な方策である」と指摘した。
🇪🇺 welcomes @verkhovna_rada’s adoption of the draft law on #banking resolution. A vital measure to protect 🇺🇦 public finances and Ukrainian taxpayers. For economic stability, fairness, rule of law, continuing #IMF and #EU financial assistance.
— Matti Maasikas (@MattiMaasikas) May 13, 2020
なお、13日、最高会議は臨時会議にて、銀行法を第二読会にて賛成270票により採択している(過半数は226)。
銀行法の採択は、国際通貨基金(IMF)によるウクライナへの今後の融資条件の一つとなっていたもの。今回の採択を受け、ウクライナ政府とIMFは新しい協力覚書の署名が可能となる。