ロングボトム駐日英大使「露の対ウクライナ侵攻抑止のための日本のコミットメントを歓迎」
ロングボトム英大使がツイッター・アカウントに書き込んだ。
ロングボトム大使は、G7各国がこれまでに「ウクライナに対するロシアのさらなる軍事侵攻は厳しい代償を払うことになるとはっきり述べてきた」ことを喚起しつつ、「G7各国が同じ発言を何度繰り返そうとも、ロシアは驚いてはならない」と書き込んだ。
その上で大使は、「英国は、ロシアのウクライナへの侵攻を抑止するための日本のコミットメントを歓迎する」と強調した。
G7各国は、ウクライナに対するロシアのさらなる軍事侵攻は厳しい代償を払うことになるとはっきりと述べてきた。G7各国が同じ発言を何度繰り返そうとも、ロシアは驚いてはならない。英国は、ロシアのウクライナへの侵攻を抑止するための日本のコミットメントを歓迎する。 https://t.co/8rajkOXrvm
— Julia Longbottom (@JuliaLongbottom) February 3, 2022
これに先立ち、昨年12月、G7外相は、ロシアによるウクライナ周辺の軍集結を一致して非難した上で、「ロシアは、ウクライナに対する更なる侵略が多大な結果と高い代償をもたらすことになることを認識しなければならない」と警告する共同声明を発出していた。
また今年1月21日、日本の岸田首相と米国のバイデン大統領は、テレビ会談の際に、ロシアによるウクライナへの侵攻抑止についても協議を行った。その際、岸田首相は、あらゆる攻撃に対する強力な行動の発動につき、米国、その他の同盟国・パートナー国、国際コミュニティとともに緊密に調整を続けると約束していた。
加えて松田邦紀駐ウクライナ日本国大使は、ウクライナ公共放送局へのインタビュー時に、日本は、ロシア軍のウクライナ国境沿いの集結に大きな懸念を抱いており、ウクライナに対していかなる攻撃が行われた場合も、米国や同盟国・パートナー国とともに断固とした行動をとる予定だと述べている。