ゼレンシキー宇大統領、「大規模攻撃」情報にコメント 「情報面の過負荷はロシアに資する」
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、11月20日にロシアからの大規模攻撃があり得るとする米大使館の発表につき、空襲警報には常に注意を向けねばならず、情報面の過負荷はロシアにのみ資するものだと指摘した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「今日は、何らかの特別な危険に関して多くの緊張と質問があった。これまでロシアからの残虐かつ卑劣な攻撃を数多く経験してきたにもかかわらずだ…。空襲警報は常に注意を向けねばならない。私たちには、あのように狂った隣人がいるのだ。今日、全面戦争1001日も、ロシアは1000日目同様に狂っている。2月24日同様に。今日あった情報面での過負荷や送られた何らかのパニックのメッセージは、全てロシアにのみ資するものである」と発言した。
その上で同志は、ウクライナ国民に対して、自らの安全とウクライナ軍のケアをするように呼びかけた。
これに先立ち、在ウクライナ米大使館は、11月20日に大規模な空撃が行われる可能性に関する具体的な情報を受け取ったとし、米国民に対して警告していた。
その後、ミラー米国務報道官は、21日には在ウクライナ米大使館は通常の業務に戻ると発言している。
写真:大統領府