ゼレンシキー宇大統領、マクロン仏大統領と電話会談
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、マクロン仏大統領と電話会談を行い、治安上の課題への対策とノルマンディ・フォーマットの活動活性化について協議を行った。
3日、ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントにて報告した。
ゼレンシキー氏は、「マクロン仏大統領と治安上の挑戦への対策とノルマンディ・フォーマットにおける和平プロセス活性化について話した」と書き込んだ。
また同氏は、ウクライナの強靭性維持のための今後の共通の行動と財政・経済連携強化について合意したと伝えた。
なお、フランス大統領府は、同日、マクロン仏大統領がゼレンシキー宇大統領とプーチン露大統領と電話会談を行ったことを発表した。仏ラ・トリビューン紙が報じた。
発表には、「議論は、二つの優先課題に集中された。1つは、ドンバスにおける長期的決定を達成するべく、ノルマンディ・フォーマットにおける肯定的進展を利用することだ」と書かれている。
2つ目には、「現場のリスク低減を監視することと大陸の安全を保証することを可能とする欧州における戦略的バランスの条件」についての対話を始めることだと説明されている。
なお、これに先立ち、マクロン仏大統領は、1月28日にもプーチン露大統領とゼレンシキー大統領と電話会談を行い、ウクライナ周辺の緊張緩和に関する協議を行っていた。
マクロン氏は、プーチン氏とは「緊張緩和」とウクライナ周辺情勢に関する対話の継続で合意し、その後、ゼレンシキー氏とは1月26日のパリにおけるノルマンディ・フォーマットの活動活性化と同フォーマットの4国首脳補佐官級会合の実施を歓迎していた。
写真:大統領府